ちょっとした事で残りの人生がガラッと変わってしまうことってあると思いますが皆さんはそんな経験をもうされましたか?
ヒューマンドラマものは結構見ますけど成功するのが凄いんじゃなくて行動するのが凄いといつも思います。頭ではわかっててもなかなか行動に移すことが出来る人はそう多くはありません。
私もやることを後回しにしたりする癖があるので定期的に鑑賞して教訓を得てます。
今回の作品は実際に事故にあって四肢が麻痺してしまった男の話。92年に英語版のアニメ『アラジン』でジーニー役をしたロビン・ウィリアムズが映画化したく版権を持ってましたが、彼亡き今監督のガス・ヴァン・サントが脚本を書き起こしたとか。
これほどの大物俳優の心を動かした主人公ジョン・キャラハンとはいったい何者でどんな半生を過ごしてきたのか気になる(゜。゜)
作品情報
オレゴン州ポートランドの風刺漫画家ジョン・キャラハン。辛辣なユーモアを失わず、決して人生を降りない、車いす生活の破天荒な男。
ーこれは、2010年、59歳で他界した世界で一番皮肉な風刺漫画家の奇跡の実話。
今作はキャラハンの自伝『Don't Worry,He Won't Get Far on Foot』をもとに監督が脚本を書き起こし、企画から20年の月日を経て完成したもの。
ロビン・ウィリアムズは自身がキャラハン役をやりたいと熱望していたが残念ながら2014年(63歳)で亡くなった。彼の心を継ぎ役を演じるのはホアキン・フェニックスだ!!
監督情報
<出典:Instagrammer News>
ケンタッキー州イビル出身。1985年ロサンゼルス批評家協会に高く評価された『マラノーチェ』(85)で映画監督デビューを果たす。
2作目『ドラッグストア・カウボーイ』(89)はインディペンデント・スピリット賞4部門、『誘う女』(95)は主演のニコール・キッドマンがゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞。
2008年、ショーン・ペンがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『ミルク』が公開、本人も2度目の監督賞にノミネートされる等、彼の手がける作品の多くは多くの称賛を受けている。
その他『カウガール・ブルース』(93)、『サイコ』(98)、『小説家を見つけたら』(00)、『ラストデイズ』(05)、『パラノイドパーク』(07)、『永遠の僕たち』(11)、『プロミスト・ランド』(12)等。
ミュージシャンとしてアルバム2枚をリリース、そして『ドラッグストア・カウボーイ』(89)のオーディションのころから始めた企画をまとめた写真集“108 Portraits”を出版。 (引用元:公式HPより※一部中略)
キャスト<俳優名>
ジョン・キャラハン<役:ホアキン・フェニックス>
<出典:公式HPより>
プエルトリコ出身、8歳で俳優としての活動をスタート。TVドラマで活躍後、『スペースキャンプ』(86)で映画デビュー。
妹のサマー・フェニックスと共演の『ラスキーズ』(87)、ロン・ハワード監督『バックマン家の人々』(89)等に出演後、1995年、ガス・ヴァン・サント監督作品『誘う女』でニコール・キッドマンの相手役に抜擢され、高い評価を受けた。
リドリー・スコット監督のアカデミー賞作品『グラディエーター』(00)でアカデミー賞助演男優賞にはじめてノミネート、2006年伝説的シンガー・ソング・ライターであるジョニー・キャッシュ役に挑んだ『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05)で、アカデミー賞主演男優賞賞等にノミネート、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演男優賞受賞。
社会的活動家でもあるフェニックスは、多くのチャリティ活動、人道主義グループをサポート。アムネスティ・インターナショナル、アート・オブ・エリシアム、ハート、ピース・アライアンス、ランチボックス・ファンドのディレクターのひとりでもある。 (引用元:公式HPより※一部抜粋)
ドニー<役:ジョナ・ヒル>
<出典:公式HPより>
ロサンゼルス出身。俳優としての活動のきっかけは彼自身が脚本を手掛けたNYで上演した一人芝居だった。長編映画デビュー『ハッカビーズ』(04)、『40歳の童貞男』(05)、ジャド・アパトーのプロデュース『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07・未)、『僕の大切な人と、そのクソガキ』(10・未)等に出演。
原案者・プロデューサーとしても活躍、チャニング・テイタムと共演し大ヒットした『21ジャンプストリート』(12・未)、その続編『22ジャンプストリート』(14・未)は興行収入3.3億ドルを記録。
待機作品にはアパトープロデュースのコメディ“Pure Imagination”等がある。 (引用元:公式HPより※一部抜粋)
アヌー<役:ルーニー・マーラ>
<出典:公式HPより>
ニューヨーク出身、俳優としての視野を広げるためにインディペンデント映画に出演を決断、ロサンゼルスへと移る。
TVドラマで活躍後、『タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑』(09)、デヴィッド・フィンチャー監督2作品『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『ドラゴン・タトゥーの女』(11)に出演。
スパイク・ジョーンズ監督『her/世界でひとつの彼女』(13)でホアキン・フェニックスと初共演。2015年トッド・ヘインズ監督『キャロル』(15)で、カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。アカデミー賞、SAG賞、ゴールデン・グローブ賞、BAFTAにノミネートされた。
ガース・デイヴィス監督『マグダラのマリア』(18・未)では再びホアキン・フェニックスと共演している。 (引用元:公式HPより※一部抜粋)
デクスター<役:ジャック・ブラック>
<出典:公式HPより>
サンタモニカ生まれ。ティム・ロビンス監督デビュー作『ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄』(92)で映画デビュー。その後『ハイ・フィデリティ』(00)、『愛しのローズマリー』(01)、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞に初ノミネートされた『スクール・オブ・ロック』(03)、『隣のリッチマン』(04・未)、アカデミー賞受賞大ヒット作『キング・コング』(05)、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(06)、『ホリデイ』(06)、大ヒット作『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(08)、『ガリバー旅行記』(09)、『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』(11)等に出演。
声優として『アイス・エイジ』(02)、『シャーク・テイル』(04)、『ザ・マペッツ』(11)、そしてドリーム・ワークスのヒット・シリーズ3作『カンフー・パンダ』(08)、『カンフー・パンダ2』(11)、『カンフー・パンダ3』(16・未)等に出演。
スクリーン以外では、プロダクション会社エレクトリック・ダイナミックを設立し、コメディ・セントラルにウーマン・バスケット・ボール・リーグのコメディ企画を販売、番組のプロデューサーも務める。 (引用元:公式HPより※一部抜粋)
シャークテイル、ガリバー旅行記のロブ・レターマン監督の作品↓
あらすじ
アルコールに頼る日々を過ごしていたジョン・キャラハンは、自動車事故に遭い一命を取り留めるが、胸から下が麻痺し車いす生活を余儀なくされる。
絶望と苛立ちの中、ますます酒に溺れ、周囲とぶつかる自暴自棄な毎日。
だが幾つかのきっかけから自分を憐れむことを止めた彼は、過去から自由になる強さを得ていく。そして、持ち前の辛辣なユーモアを発揮して不自由な手で風刺漫画を書き始める。
人生を築き始めた彼のそばにはずっと、彼を好きでい続ける、かけがえのない人たちがいた…。
59歳で他界した世界で一番皮肉屋な風刺漫画家の奇跡の実話。 (引用元:公式HPより)
感想
いつからでも人生はやり直せる!ジョンのように明るくユーモアあふれる人に会えてよかった!!
この実話は感動がすごい!ここまでよくしてくれる仲間がいるなんていい環境です。障害を持つ人への偽善なんかもなく、ジョンの風刺画もクスッと笑える表現でみんなが笑えるような作品。
アルコール依存や下半身不随の苦しみだけではなく自分の母親に捨てられたことなど様々な苦しみと戦います。ただ映画として流すのではなく同じ境遇やその近くにいる人に訴えかけるような作品で海外の助け合いの強さがみえます。
差別やいじめなんかがまだ多い時代だったのにここまで周りが助けてくれるなんて…助けてくれるアンヌなんて優しい人間超えて天使みたいな存在。
明るく振る舞う人の影の部分や弱さが漫画にそのまま描かれているのも彼の助けを求める叫びなのかも…
最後に
今回は1人の男性の実話ですから足りないところなど存在しないです。今何かに悩んでいる方にはぜひみていただきたいです。仕事やプライベートなどなんでも構いません。私も壁にぶつかるとよくこういった作品からヒントを得ようとするので参考までに( ^ω^ )
新生活が始まると行ったことない環境に身を置くと誰でも不安になります。映画を普段見ない方は気分転換にいかがでしょうか?
ってことで今回はこの辺で。人の人生を覗かせてもらえるなんて貴重な体験そうそう出会えません!!