6月の新作で見るかどうか迷って迷って見ようと思いましたwスケジュールとかで難しいなって困ってましたが米津玄師の「海の幽霊」聞いたら行こ!ってなって、予定こじ開けました( ´ ▽ ` )
米津さんすごいですね…ほかの人には出せない味が気持ちいところを突いてくるから「こりゃハマるわ」って!普段邦楽聞かないから思わぬ出会いでした!!
でも原作読んだことないんです!感想書くのになんてことだ…原作者の五十嵐さんについて調べましたがどれも読んだことなくて、今まで少年漫画が主だったことを後悔しました(ジャンプとかマガジンとか)。
なので知らない方は読みながら理解を深めれたらいいなと思います!それではいってみよ〜( ^ω^ )
原作情報
<出典:archive.j-mediaarts.jp>
原作は漫画雑誌「月刊IKKI」(小学館)にて2006年〜2011年まで連載されていたファンタジー作品。第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に選ばれた。初の長編作品であり、コミックは全5巻が販売されている。
自然世界で“14歳の少女”と“ジュゴンに育てられた二人の兄弟”とのひと夏の出逢いを、圧倒的な画力とミステリアスなストーリー展開によってエンターテインメントへと昇華させた名作。
作者:五十嵐大介
1969年生まれ。1993年、「月刊アフタヌーン」(講談社)にて四季大賞を受賞し、デビュー。
主な作品として文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した『魔女』や、小説家・伊坂幸太郎氏との競作描き下ろし作品『SARU』(小学館)などがある。
2002〜05年の『リトル・フォレスト』(講談社)は日本と韓国で実写映画化された。2009年には初の長編作品『海獣の子供』で日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。
最新作は『ディザインズ』(講談社/2019年、完結巻販売予定) (引用元:公式HPより※一部中略)
メインキャラクター<担当声優>
安海琉花(あづみるか)<芦田愛菜>
<出典:公式HPより>
自分の気持ちをうまく言葉に出来ず、学校ではトラブルを抱える中学二年生。父親は別居中で、共に暮らす母とも距離を置いている。 (引用元:海獣の子供公式HPより)
海(うみ)<石橋陽彩>
<出典:公式HPより>
10年前にフィリピンの沖合で保護され、今は琉花の父が働く水族館に身を寄せている。偶然、琉花と出会い、琉花に対して好奇心を抱く。 (引用元:海獣の子供公式HPより)
空(そら)<浦上晟周>
<出典:公式HPより>
「海」と共にジュゴンに育てられたとされる。彼の兄として育ち、自らの出生の秘密を探るため、ジムに協力する一面も。 (引用元:海獣の子供公式HPより)
あらすじ
光を放ちながら、地球の隅々から集う海の生物たち。巨大なザトウクジラは“ソング”を奏でながら海底へと消えていく。<本番>に向けて、海の全てが移動を始めたーー。
自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休みの初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。
そんな琉花が、父親が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。
琉花の父は言ったーー「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」
明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼等に導かれるように、それまで見たことなかった不思議な世界に触れていく。
三人の出会いをきっかけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く彗星が海へと落ちた後、海の全ての生き物たちが日本へ移動を始めた。
そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。
“海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。
それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。“海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。
これは、琉花が触れた生命(いのち)の物語。 (引用元:海獣の子供公式HPより)
感想
物語が壮大すぎて難しい⁈けどそれがいい!世の中わからないことはたくさんある。
すごく引き込まれる映像美で安心感を与えてくれるような温かさがあるような絵。特にスタジオ4℃って独特な作風で好き嫌いが分かれやすい面がある気がしますが、海の中とか宇宙とかの空間表現が私的に絶賛で誰でも鳥肌が立つような感動を感じれると思ってます。
見て考えるより見て直感で感じるが多いので難しそうに思ったり上手く言葉にしにくいですが間違いなく表現の幅は広く大きいです。
最初予告見たときは思春期の中学生が新しい出会いと経験で成長するのかな…とか考えてたら深すぎた(u_u)考える場所がたくさんあって受け取り方が1つじゃないので見る人の中で作品として残るイメージ。
私の解釈でできた海獣の子供とみなさんが解釈してできた海獣の子供があって両方間違いなどない一作ということです。
評価は割れるでしょうが日本より海外の方が受ける気がします。海外の文脈で語り合う会話の仕方のほうが似てます。
最後に
アヌシー映画祭にノミネートされてますので今年公開の作品の中でもトップクラスなのは間違い無いですが、ノミネート部門が今年からできたものなのでどんな賞になるか次第で影響が出るかもしれません。
米津効果がどのくらいあるかも期待大です!YouTubeで見ることができるMVは短期間で驚異的な再生回数を記録しましたので、それを機会に映画館に足を運ぶ人も多いと思います。
今作は“海”の映画ですので凪や台風で表情が一気に変わる様を楽しむのもいいと思います!!
ってなわけでまた次回で´ω`)ノ