高校生の時ってみなさんどんな学生でしたか?勉強や部活に没頭したり、ろくに勉強もせず友達と騒ぎまくったり…。大人になるちょうど界になるような年頃です。
将来何をしたいかを絞って進学するか就職するかの分かれ道の時期に大人!なキャスト陣が高校生やるんだ( ^∀^)って笑っちゃいましたが個性的な魅力が溢れる人たちなのでどうなるのか⁉︎
作品情報
今作の監督は『ゲルマニウムの夜』、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『まほろ駅前狂騒曲』、『セトウツミ』を手がけた大森立嗣(おおもりたつし)監督。
主演の菅田将暉は『セトウツミ』に主演として出演し、これまで数々の映画賞を獲得した大森監督は自身も複数の作品に俳優として出演している。
メインキャスト<役名>
YOSHI<タロウ>
<出典:公式HPより>
2003年2月26日生まれ、東京都出身。香港人の父、日本人の母を持つ16歳。13歳にしてOFF-WHITEのデザイナー兼ルイ・ヴィトンのディレクター“VIRGIL ABLOH”に独自のファッションセンスを賞賛され、それをきっかけに有名ブランドのモデルやショーへ多数出演。
また、「Forbes」が開催した次代を担う30歳未満のイノベーターを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」にて、「The Arts」部門でその1人に選出された。本作『タロウのバカ』で主演として俳優デビュー。
ファッションのみならず、自らアクリル絵具や油絵具を使ってアート作品の創作活動も行なっている。5/15に1st Album「SEX IS LIFE」をリリースしてアーティストデビューを果たした。 (引用元:公式HPより)
菅田将暉<エージ>
<出典:公式HPより>
1993年2月21日生まれ、大阪府出身。2009年、ドラマ「仮面ライダーW」(EX)でデビュー。映画『共食い』(13)、『そこのみにて光り輝く』(14)などの演技で注目を浴び、『あゝ、荒野』(17)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
そのほか報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、毎日映画コンクール、キネマ旬報ベスト・テンといった映画賞でも主演男優賞を総ナメにする。近年の主な映画出演作は『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『溺れるナイフ』(16)、『セトウツミ』(16)、『二重生活』(16)、『キセキ-あの日のソビト-』(17)、『帝一の國』(17)、『銀魂』(17・18)、『火花』(17)、『となりの怪物くん』(18)、『生きてるだけで、愛。』(18)など。公開待機作に『アルキメデスの大戦』(19/7月26日公開)がある。 (引用元:公式HPより)
仲野太賀<スギオ>
<出典:公式HPより>
1993年2月7日生まれ、東京都出身。2006年に俳優デビュー。『桐島、部活やめるってよ』(12)、『私の男』(14)、『あん』(15)などの話題作に相次いで起用され、16年のTVドラマ「ゆとりですがなにか」(NTV)ではゆとりモンスター山岸を演じ注目を浴びる。
また、福田晃司監督作品の常連で、『ほとりの朔子』(14)、『淵に立つ』(17)、『海を駆ける』(18)に出演。近年の主な映画出演作は『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』(16)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『ポンチョに夜明けの風はらませて!』(17)、『来る』(18)、『母さんがどんなに嫌いでも』(18)、『きばいやんせ、私!』(19)、『町田くんの世界』(19)など。 (引用元:公式HPより)
あらすじ
思春期のまっただ中を生きる主人公の少年タロウには名前がない。彼は「名前がない奴はタロウだ」という理由でそう呼ばれているだけで、戸籍すらなく、一度も学校に通ったことがない。
そんな“何者でもない”存在であるタロウには、エージ、スギオという高校生の仲間がいる。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走り、空虚なほどだだっ広い空き地や河川敷がある町を、3人はあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感じている。
しかし、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、それまで目を背けていた過酷な現実に向き合うことを余儀なくされた彼らは、得体の知れない死の影に取り憑かれていく。
やがてエージとスギオが身も心もボロボロに疲弊していくなか、誰にも愛されたことがなく、“好き”という言葉の意味さえ知らなかったタロウの内に未知なる感情が芽生え始める……。 (引用元:公式HPより※一部中略)
感想
高校生の華やかな青春ではなく、普通と違ってはみ出た奴らが叫ぶ映画!
スポーツ特待で入学したがケガでできないエージとビビリだけどエージにくっついて悪さをするスギオが学校に行ったことのない少年タロウと騒いだりいろんな人に迷惑をかけたり。湿っぽいBGMで3人の心情を表に出してくるのが印象的です。
作品自体はエネルギッシュで若い未熟さとパワーを感じる映画です。その裏には行き場がなかったりタロウはネグレクトで放置されてたり表には出にくい闇の部分が垣間見えて、生きることについて社会に訴えかけるような気がします。
最後に
純真無垢なタロウが正直怖かったです。染まってないから最初の色に染まりやすいのか銃一丁でこんなになるのかって…。でも死むことに対する恐怖心が弱めに思えます。もっと前に出してもいいんじゃないかな。
非現実的な道具を手に入れているのに絶望感とかもなくもったいないです。好みはっきり分かれるものなので賛否両論です。なかなか点数をつけるのが難しいです( ´Д`)
ってなわけでまた次回で